恋愛もビジネスも普通の私生活でも、当たり前ですけど会話が必要です。合コンみたいに大人数でいる場合はまだOKなんですけど、二人きりのデートの場合は、話題がなくなって沈黙になるのは気まずいですよね。

 

あまりにも沈黙が続けば女性は「もう次はないな」と考え出して、次のデートを断る理由を考えます。デートプランを考える男性は多いですけど、デートは次につなげなきゃ意味がありません。

 

場所やシチュエーションはもちろん大事ですけど、会話で相手に飽きられないようにする事が一番ですね。楽しいと思わないと次はありません。

 

でも男同士なら共通の話題も見つけやすいしネタに困ることもないんだけど、女性の趣味や話題なんてわからない、という人も多いかもしれません。

 

スムーズに会話ができる人って、相手が異性でも同性でも違和感なく楽しい話題で会話ができる人なんですよね。そうじゃない人は会話に苦戦するケースも多いようなんですけど、相手をいい気分にさせて自分も楽しむという事を目指しましょう。

 

それが出来るようになれば相手に「他の男性とは違う」という意識を持ってもらう事もできますし、ちょっとエッチなイメージで口説く時に楽にすすめます。そうは言っても会話のネタがなかったら、話題とタイミングに困ると思います。

 

変な話ですが、会話ネタに困らないようにネタ帳のようなメモ帳を隠し持って、デートに間中に確認しているという話も聞いた事があります。はたからみると「きも!」という感じかもしれませんが、一生懸命さを考えてみると「かわいい」ともとれます。

 

要はそういう素振りを見せない、ということが大事です。これから「即使える」会話ネタをご紹介しますので参考にしてみてください。

 

ファーストコンタクト(好き度~30%)

最初に考えないといけないのは、女性の警戒心を解くことです。警戒心がある状態でデートに誘っても「なんであなたと行かなきゃいけないの?」という風になります。

 

もちろんOKされません。それどころか好意が表にでてしまいますので、この先スムーズにすすめるのが難しくなります。まだまだ誘う段階じゃないし、好意をみせるなんて自殺行為です。

 

警戒心を解く=好感度があがるで分けじゃないんですけど、そのベースを作ることができます。何気ない当り障りのない会話でも、回数をこなしていけば自然とコミュニケーションがとれていって警戒心は薄れていきます。

 

女性のファッションやアクセサリー

女性のファッションセンスや付けているアクセサリーを探して褒めましょう。ルックスを褒めるのは完全にNGじゃないんですけど、言い方を間違えれば下心が見えてしまって逆効果です。

 

ナンパするパターンなら良く耳にするフレーズですけど、普通に知り合った女性ならテクニックが必要なので止めておいたほうが無難です。それからただ「その~かわいいね」だけなら効果は薄いので「似合ってるよ」とさり気なく付け加えましょう。

 

まんざらじゃなければ照れ笑いや喜んだ表情をするはずです。

 

出会ったきっかけに関する事

相手の女性とあなたはどんなきっかけで知り合ったんでしょうか。職場や合コン、友人の紹介や出会い系サイトなどたくさんあると思います。そのきっかけに関する話題なら当たり障りありません。

 

「友達同士でよく飲みにいくの?」や「アパレル系だからもともとファッションに興味あったの?」などですね。ただ、仕事に関する話題は固くなりがちなので最初のきっかけだけにしておきましょう。

 

エンタメニュース

女性の中でも芸能ネタやファッション関係、音楽関係などの話題は範囲も広くて、たいていはどこかに興味や関心があったりするものです。なので「そう言えば今日の◯時から~の番組で△がでるね~。」などです。

 

ただ、これは新鮮さが大事になってくるんで日頃から情報収集だけはしておきましょう。

 

会話中の相手の態度

会話してみた感想というか、相手の女性の言葉遣いや行動など、例えば女性らしい素振りを褒めてください。大事なのは自然に、です。かしこまった感じだと違和感があるのであくまで自然に冗談ぽく言ってください。

 

「◯◯ちゃんの喋り方って女の子らしいとこあるよねー。俺の妹とは大違い(笑い)」外見じゃなく中身を褒められると女性は嬉しいんです。「ちゃんと内面を見てくれているんだ」と感じます。ただし、あくまでもソフトにですよ。短くコンパクトに褒めましょう。

 

警戒心を解いて好感度をアップする(好き度~50%)

警戒心を解く事は完全にはできないのかもしれませんが、早い段階で解ければスムーズに好感度をあげる事ができます。あまり女性になれていない方は、ひとつづつ確実にクリアしていく事を考えてください。

 

ステップを踏み間違えると最初からやり直しです。この人は安心できる、という風になれば相手はあなたに好意的な感情を抱く準備ができたと言うことです。このステップをしっかり踏まずにデートに誘ったり告白しても、まず断られます。

 

逆にいうと誘うタイミングとステップさえ間違えなければOKだということです。モテる男性はこの段階づくりが上手です。このクオリティを高めていく事で、女性からのサインを増やすこともできます。

 

マイナスイメージを逆手にとって

これは普通に話すと単に暗い人になってしまうんですけど、冗談めかして自虐ネタみたいな感じで話すと、変にカッコつけるより好感度があがります。自己開示のタイミングとやり方を間違えなければ正直な人のイメージが残ります。

 

自分もこの人には何でも話せそう、という雰囲気になるんです。

 

ルックスよりも中身が大事

最初の段階で身につけているものが似合っていると褒めて下さい、とお話しましたけど、それと一緒にセンスも褒めると喜びます。中身というのは性格のことですけど、さりげない心配りや気遣いという、相手の事をちゃんと見ていないとわからない事です。

 

外見を褒める男性が多い中で、内面を褒める男性はモテます。

 

仕事はちょこっと

相手の女性がどんな仕事をしているのか、というのはごく自然な疑問なんで軽く聞く場合は問題ありません。ただ、あんまり深く聞いてしまうと刑事の尋問のようになりますし、仕事の話は固くなりがちなんで話題のネタというか、きっかけにしておきましょう。

 

プライベートゾーンの話

休日の過ごし方や趣味の話題なんかは、ある程度親しくなってからすると楽しい話題です。共通の趣味があったり休日の行動パターンが同じなら、相手の女性の共感を得る事ができますし、長い間話題として成立します。

 

映画を見たりドライブしたり、カフェ巡りだったり、趣味を理由にデートに誘いやすいというメリットがあります。

 

まったく共通の趣味や興味がない場合は正直困るかもしれませんけど、それならデートしてもお互いに楽しくはないと思います。自分がちょっとだけ興味の幅を広げてみて、経験がない時は教えてもらう、というのも方法です。

 

「いい感じ、から好きかも?に変化させる会話ネタ(好き度~80%)

女性との距離を縮めるための方法として、最初は当たり障りのない会話から共通の趣味の話に広げていって、女性の警戒心を解いて好感度をあげる方法をご紹介してきました。

 

ここまでは、きちんとステップを踏んでいけばスムーズにいけると思います。ある程度の段階にきたら、勇気を出してプライバシーに関する話題を少しずつしていきましょう。

 

家族や幼少期の話題について

自分も含めて周りの人や、過去に女性と付き合った経験のある人は思い描いて考えて欲しいんですけど、幼少期の環境を知っている人ってつきあっている彼女やよっぽど親しい関係の人じゃないでしょうか。

 

その通り、幼少期の話題は本当に親しい人にしか話したりしません。逆にいうと幼少期会話をお互いにするようになればかなりの好き度です。デリケートな話題になりますので、自分の例もいっしょに開示して話しながら聞いていくといいでしょう。

 

理想の男性像や結婚願望について

変な例えになりますけど、キャバクラで働くキャストが男性客に聞く定番の質問で「どんな女の子が好みなんですか?」という質問です。これを聞いた男性客は「ひょっとして俺に気があるんじゃない?」と勘違いしてしまうんですけど、もちろんこれは女性のテクニックです。

 

ただ、一般の女性が男性に対してこういう会話をする時は、「あなたの好みを聞いて参考にしたい」という気持ちの裏返しかもしれません。他には過去の恋愛歴、簡単にいえば元カレがどんな感じだったのかを聞くのも効果的ですね。

 

「いやー、こんな気が利くなんて◯◯ちゃんの彼氏って幸せだよねー^^」

「えー、彼氏なんでいないよー^^」

とここでは、彼氏がいるスタイルで話します。そうするといい意味でバリケードができますので女性のガードが下がりやすくなるんです。こういう恋愛系の話ができるようになると、ある程度恋愛対象としてみられていると思ってもらっていいですね。

 

次へのステップの話

女性の場合は男性と違って、デートをある意味ライトに考えています。恋人とのデートと友達とのデートをわけている感じですね。ランチくらいの軽い食事やカフェなら、よっぽど嫌われていない限りは気軽に誘いにのってくれるケースが多いと思います。

 

相手のタイプにもよりますけど、次のデートの約束をその場でする事ができれば、恋人までの可能性は高いんじゃないでしょうか。鉄は熱いうちに打てって言いますけど、楽しいデートの熱が冷めるのを待つ必要はありません。

 

ポイントは「今度は~に連れてって」「~にいきたいね」と彼女にいってもらう事です。

 

沈黙は悪くないけどずっとはまずい

好きな女性と会話していると楽しい気分になりますけど、逆に緊張して何を話していいのかわからない、と良く聞きます。ネタはもちろん大事ですけど、適度な沈黙を楽しめるようになればOKです。

 

「はいー、また沈黙ターイム」みたいな感じですね。なにか話さないと、と思えば思うほど空回りします。なので家族や仲のいい友達といるときを考えて貰えればわかると思いますけど、沈黙になっても別に不自然じゃないですよね。

 

それと同じ事です。ネタ帳みたいな物を用意しておくと精神的に楽ですし、余裕のある態度が魅力的にもうつります。

 

まとめ

お話してきたネタや方法で、きちんとしたタイミングとステップを踏んでいけば、そこまで恋愛経験のない人でも効果はあると思います。

 

リアクションや表情のコミュニケーションはインパクトのある方法で効果もありますけど、それでもしっかり会話でコミュニケーションがとれれば安心です。一番大事なのは、どのタイミングでどの話題を会話に盛り込むか、ということです。

 

これが一番のポイントといっても言い過ぎじゃありません。具体的な例もあわせてご紹介してきましたけど、女性の警戒心を解いて信頼感を得てもらって、好感度をあげていい感じと思わせる、というプロセスですね。

 

基本的なパターンだけをご紹介してきましたけど、基本が理解実践できていない人はどんなにテクニックを覚えても、うまくいきません。あせらずにしっかり基本をマスターして、あなたの恋愛に役立ててくださいね。