どんな状態がモテているのかっていうと、すごくあいまいな表現になります。いろんな言い方があると思いますけど、女性に不自由した事がない、という言い方もできます。モテる男性とモテない男性の違いは、線引きすると意外と曖昧なものなんですね。

 

同じような身長や外見、性格だったとしても好かれたりそうじゃない男性がいます。女性に不自由しない、という考え方をするなら、まず女友達が多いという事と、いつでもデートできる状態にあると言うことです。言いかえれば女性をどう誘うか?によって変わってきます。

 

彼女がいない期間が長い男性は、女性をデートに誘う時の状況をもう一回見直してみてください。最初のデートで失敗すると、二度とデートが出来ない可能性も高いので、しっかり参考にしてくださいね。

 

誘わない究極奥義

女性をデートに誘うシチュエーションはたくさんあると思います。NGな誘い方を紹介する前に、例えばコンパやパーティーで女性を誘ったりする時でも、モテない男性が特別悪い誘い方をしているってわけじゃない、というのを理解しておいて下さい。もちろん最低限「デート」という流れで誘わずに、

 

「ご飯いこうか」や「遊びにいく?」、「一緒に出かける?」

 

という表現にして、女性の心理的負担を減らして誘われやすい状態にしています。男性側の誘う理由も付け加えて、相手が好きそうな内容で誘う、断られてもいいように代わりの案を用意しておく、といった事ですね。

 

もちろん相手のメリットは忘れずに。これくらいの事は当たり前にやっているが、モテない。大事な事はそもそも誘う前に勝負が決まっている、という事なんです。例えば、初対面でいきなり「今度映画観にいきませんか?」
って言われたら怖くありませんか?

 

かなり極端な例ですけど、結局そういう事なんです。あまり親しくない人から誘われたら警戒心しかないわけです。大事な事は誘う前の下準備なんです。しっかりと誘う材料と状況、親密な関係を作っていく事です。合コンでも街コンでも基本は同じです。会話の中で仕事の事や趣味や休日の過ごし方なんかを聞いていって、話題を広げていきましょう。

 

「休みの日は何してるの?」

「天気のいい日はドライブとかかなあ」

「ドライブいいねー、僕も◯◯とかよくいくよ」

 

みたいな感じです。すごく省略してますけど、要するに会話の中でヒットしそうなものを拾い上げてそのまま提案しているパターンですね。映画好きなら映画に誘って、ドライブ好きならドライブに誘ってみる。基本的にはよく使われているやり方で、普通はこれで問題ありません。

 

でもこの方法って実は「モテる男」というより、そこそこモテた経験のある男性がやっている事なんです。よく考えてみると、結局モノや場所で誘っています。もちろん会話の中で好きなものを聞いているんで、何もないよりはOKされる確率は高くなります。

 

「モテる男」の誘い方は、成功確率が高い、というか失敗する確率の方が少ないんです。どういう事かというと、女性はリスクのないものじゃなきゃOKしない、という事なんです。モテる男性は女性を誘う会話の中で、

 

「いいな~!」

「いきたーい!」

「楽しそう!」

 

というワードを女性の口から出させています。 大事なのは誘わない事が結局は究極の誘い方、という事です。もちろん最終的にはしっかりと男性側から誘う事にはなるんですけど、その前に「いきたい!」って意思表示を女性にしてもらう事です。

 

これならお互いにデートが楽しめます。だって自分から行きたいという意思表示をさせてるから、断る理由がありません。言ってみれば最強です。経験を積んでいけば誘わなくてもデートが出来るようになります。女性にあわせてデートをする人がいますけど、それ自体は大事な事だし悪くありません。

 

でもあくまで「本当に求めているのは何か?」を感覚的に知るためです。まずは、それで確率をあげていきましょう。本当にモテる男になりたいなら、「誘わなくてもOK」なスタンスを作り上げましょう。

 

いきなり長時間のデートに誘う

テレビや雑誌で人気の「いかにもデートスポット」に誘って長時間のデートするのは初めてのデートには向いていません。知り合ったばっかりのあまり親しくない男性とのデートに、長時間付き合うのは女性の心理的負担が大きいからです。

 

それに「成功させよう!」と気構えているあなたの集中力も丸一日は持ちません。ボロがでます。なのでOKされるか微妙な女性をデートに誘うときは短時間デートにしましょう。そもそも微妙なタイミングでデートに誘うのもどうかと思うんですけど、1~2時間ならかなり成功率は高くなります。

 

「ランチ」なんかがオススメで、セックス目的じゃない事が相手に伝わってOKされる誘い方ですね。それに時間を区切る事でリア充をさりげなく表現、ほんとにさりげなく出来るので、「暇人」だどは思われにくいです。

 

遊ぶ女友達もいなくてヒマを持て余している男性に魅力は感じません。モテない男性はそれだけで男性としての魅力がないんじゃないの?と思われてしまいます。

相手の好みを考えないデート

さすがにこんな誘い方をしている人はいないと思うんですけど、念のために書いておきます。スポーツに興味がない女性にサッカー観戦を誘ってもダメだし、和食が苦手という人に寿司を食べに行こうと誘っても厳しいですよね。

 

基本的に相手の趣味や趣向、好きな物を前もって会話で聞いておいて誘うのが効果的です。例えば、相手の女性がパスタ好きだったとします。(ものすごくベタですけど)

「この前すごくパスタのおいしい店見つけたよ!」

「へえーそうなんだ!どこにあるの?」

「駅前の◯◯ビルの2階の△△って店なんだけど」

「えーそこしらなーい」

「じゃあ今度いこっか」

 

みたいな感じです。逆パターンもあって

 

「◯◯ちゃんって食べ物なら何が好きなの?」

「うーん、いろいろ好きだけど、今はパスタにハマってるかな」

「へー、じゃあ俺と同じだね。この辺でどこかオススメのとこある?」

「あー、近場だっから◯◯にある◆◆がオススメかなあ。チーズがとろけてめちゃくちゃおいしかったんだ。」

「まじ!じゃあ今度連れてってよ!」

みたいな感じですね。このケースは自分がオススメと答えてるので、断る事に無意識に矛盾を感じてOKされる可能性が高いそうです。もしこれでNGだったらタイミングが早かったか嫌われているんでもうちょい待つか諦めましょう。

 

誘い方がマイナスで楽しそうじゃない

「もしヒマだったらでいいんだけど」

「僕なんかとは釣り合わないかもしれないけど」

 

内気な男性が頑張って女性を誘う時のセリフで、ドラマにでも出てきそうな感じです。これは女性目線でいうと自信がないんだな、としか思いません。モテない男性は断れることを極端に恐れます。

 

「無理はしなくていいよ」

「都合があったらでいいんだけど」

「先約があるならそっちを優先して」

 

一見相手のことを気づかっているように見えますけど、回りくどい、優柔不断、自分が可愛いんだ、と感じてしまいます。最初から断られる前提で話しないでよ!って感じですね。別に無理して予防線をはらなくてもいいんです。仮に断られても、

 

「まじかー。じゃあまた今度!」

 

という風に軽く接してもらった方が気が楽です。次回があるかもしれません。女性はデート自体そんなに重く考えていませんので、もっと気を楽にしておきましょう。

 

先に暇な日を聞いてくる誘い方

「◯◯ちゃんっていつが空いてるの?」モテない男性はよくこんな誘い方をしてきます。相手の事を気にかけているように見えますけど、実は違います。「◯◯がヒマかなあ」と答えたなら、もし断ったら女性が悪者になってしまいます。

 

確かに女性は男性にリードしてほしいという願望があります。でもそういう女性ばっかりじゃないし、リードの度合いやタイミングにもよるんです。特にまだ好きなのかどうが微妙な関係の場合はなおさらです。

 

好意的な感情をあなたに持っているんなら、気分が乗っていれば相手に自分の都合を合わせたるようにするでしょう。本当の意味で相手に精神的な負担をかけない誘い方をしましょう。

 

いつもと違ってよそよそしい誘い方

デートに誘うときだけ緊張しているのか、すごくよそよそしい男性っています。いつもは普通に会話しているのになぜなんでしょうか?女性が嫌うパターンの上位にきます。ひとつだけ確かな事は、大好きな彼氏の場合、付き合っている恋人同士でもない限り、デートは別に特別なものでもなんでもありません。

 

  • 恋人がいない
  • 予定もない
  • 別に嫌いじゃない
  • 前からいきたかった場所

 

のどれかが当てはまったら、何の問題もなくOKします。そのくせ「付き合って」といわれて断った時には、「じゃあなんでデートしたんだよ!」となります。だから、「嫌いじゃない=好き、付き合いたい」
ではないという事なんです。もっとフランクに行きましょう。確かにファーストデートが楽しくないと次のデートがないのはありますけど、だからと言って気合い入りまくりは逆に引いてしまいます。相手を楽しませるのもちろんなんですけど、過度な期待はせずに、

 

  • なんでもないデート
  • ちょっと気になるデート
  • 恋人同士のデート

 

は違うものという感覚で軽く誘いましょう。

 

まるで恋人モードの誘い方

「え?いや別に付き合ってないし!」と思わずいいたくなるような誘い方をする男性もいます。1回デートしたくらいで彼氏にでもなった気分でいるんでしょうか。

 

確かにその他大勢の男性に比べたら多少は違うかもしれませんけど、その段階じゃほんの1ミリ程度の違いしかありません。彼女いない歴が長かったり女性に縁のない男性は、なぜかナルシストな男性が多いです。

 

「週末どうする?」や「今度どこ行こうか?」という風に女性にしてみれば「?何言ってるの?」としか思わないわけです。それでOKするのは「たまたま」あなたの事を好意的に感じていた少数派の女性だけだと考えて下さい。決してモテているわけではありません。

 

また、モテない男性に多いのが自分からじゃなく相手からの誘いをまっている、もしくは誘導する会話内容です。
「今度の週末暇なんだよねー」女性からすると「へーそうなんだ」としか答えようがありません。「じゃあ行こうよ」なんて言われるとでも思っているんでしょうか。

 

それで約束ができるのは恋人同士くらいのものです。相手の女性には不快感しか与えませんので、間違っても急に恋人面してデートが当然というスタンスはやめましょう。

 

デート前に断りにくい理由を作るな

デートは基本的にお互いが「行きたい」と思わないと成立しません。モテない男性はそこを理解していない場合が多いんじゃないでしょうか。

 

たとえば「君が好きだって言っていた◯◯のチケットが手に入ったんだけど」というホントにドラマにでてきそうなフレーズですけど、確かにそのチケット自体は嬉しい事でも、なぜあなたが?という風に感じてしまいます。もちろんあなたの事を好意的に感じている場合ならOKでしょう。

 

でも女性が全員サプライズ好きとは限りませんし、恋人同士でもありません。なんとも思っていない人からの誘いに「キモ!」と思う女性もいるかもしれませんし、そうじゃなくてもなんで先に決めちゃうの?となってしまいます。女性にしてみればプレッシャーでしかありません。

 

「高かっただろうし、断ったら申し訳ない」せっかくのデートをプレッシャーを感じさせてまで誘ってもいいんでしょうか?それって結局自分のことしか考えていない事になります。もしどうしても、そんな誘い方をしかいんなら、相手の「好き度」をあげてからにしましょうね。

 

デートに誘う大原則

いかがでしたか?NGなデートの誘い方に、それと反対のOKパターンもいくつか紹介しました。でも一番大切なデートの誘い方は、それまでの信頼関係なんです。デートに行ったほうが親しくなるのは確かですけど、いかなくても信頼関係は築けます。魅力的な男性になることもできます。

 

たくさん誘い方を紹介してきましたけど、それまでの自分を魅力的にみせるような信頼関係ができていれば、よっぽど奇抜なものじゃない限りOKしてくれるでしょう。焦らない事です。誘い方はあくまでもテクニックです。土台作りが一番大事だということを忘れないでくださいね。