女性との会話の中でどうしても沈黙が多くなってしまって、悩んでいる男性も多いようですね。デート中に楽しませようと思って一生懸命頑張っているのに・・・。裏目に出てしまってどうしても「沈黙」が多くなる経験をした方も多いんじゃないでしょうか。「俺の話ってそんなにつまらないんだろうか?」と悩む必要はありません。

 

もちろん理由のひとつとして考えられますけど、それが大事な部分ではないんです。女性が沈黙する行為には真意があって、それを理解すれば沈黙も怖くはありません。

 

今回はどうやったら楽しく会話ができるのか?というポイントを沈黙の本当の意味を踏まえてご紹介したいと思います。しっかりとポイントをおさえた会話をして、ぜひ彼女と親密なスキンシップを重ねていってくださいね。

 

つまらないのが原因じゃない?

デート中の会話がぎくしゃくしてつい沈黙が発生してしまう、ファーストデートやつきあい始めのカップルによくあるパターンですね。

 

こんな時男性は「俺の話ってつまんないんだろうか?」と自信消失しがちなんですけど、実は会話の内容に関係なく女性は沈黙する時があるんです。例えをあげれば単純に機嫌が悪いときです。

 

「え?!」と思われるかもしれませんが、男性でも関係ない相手に八つ当たりしてしまう事はありませんか?それと同じ事です。機嫌が悪くなった原因がデート中のあなたなら、彼女の機嫌を良くするのは時間がかかるかもしれません。

 

でも、なんとかして彼女の機嫌を良くしようと一生懸命になっている男性の姿に「愛されてる」と安心する女性が多いのも確かです。原因があなた以外にあった場合も同じです。その時は彼女の信頼を勝ち取るチャンスだと思ってください。

 

「どうしたの?」とやさしく声をかける事で、それだけで女性は安心します。特別な理由があれば話してくれますし、大体は仕事上のトラブルやあなたに関係のない私生活の事です。

 

でもこの時注意しなければならないのは、決して彼女はあなたに解決策を求めているんじゃないという事です。悩みや不安を共有して欲しいだけなので、頼まれてもいないのに「こうすればいいんじゃない?」というアドバイスをしてしまうと、余計に機嫌が悪くなってしまいます。

 

話したくない理由もあるでしょうし、「どうすればいいと思う?」と彼女が問いかけてこない限りは黙って真剣に聞いてあげましょう。彼女が落ち着くまでそばにて大人の包容力を見せるのが一番です。

 

聞いてきたとしても、軽く返事をするくらいがちょうどいいでしょう。本当にあなたのアドバイスが欲しいときには、もう一度別のタイミングで聞いてきます。

 

デート中の沈黙の本当の意味は?

さっきお話した機嫌が悪い場合以外の沈黙の理由としては、「かまってほしい」時です。「まじか」と思うかもしれませんけど、本当です。

 

女性はある意味小悪魔で、機嫌が悪くなくても悪いふりをする時があります。好きな男性の対応を見たり、自分の事をどうみているのか判断したり、たいていは気を引きたい時にやる行為なんですよね。

 

こんな時にはどうすればいいのかというと、難しい事はありません。「まいったなー」という感じでどうしようか困っているそぶりを見せればOKです。

 

これが大人の包容力という部分で、甘えたいと思っている彼女には思いっきり甘えさせてあげましょう。かまって欲しいならかまってあげればいいんです。

 

その他の理由としては、あなたに対して気になる事がある場合です。それが気になってしまって会話に集中できなかったり沈黙したりします。極端な例ですけど、ウソがバレてしまったり他の女性といるところを見てしまった時です。

 

その場合は「この人で本当にいいの?」と考えている場合もありますので注意が必要です。いずれにしても、その理由は本人しかわかりませんので、しっかり話を聞いて、相手をする(接してあげる)事が大事ですね。

 

沈黙自体はそんなに気にする事じゃありません

なにか理由があって沈黙する場合もあるので、会話が続かないからといって焦らないでください。例えば親友やいつも一緒にいる家族と会話がなかったとしても、嫌悪な雰囲気にはならないのと同じ事です。

 

たとえ沈黙していたとしても一緒にいて安心感を感じる事ができればOKですし、それも必要な事です。では沈黙がマイナスになるケースというにはどんな時なんでしょうか?それはあなた自身が焦ってしまって、ネガティブな会話内容になったりマイナスイメージを相手に持たせてしまうケースです。

 

場の雰囲気が窮屈になるので焦りは禁物です

好きな女性との会話の中で沈黙が続いてしまうと、恋愛経験の少ない男性は焦りがちです。「場の空気をなごませないと」と思って場違いなどうでも良い会話をしてしまって相手に違和感を与えてしまいます。

 

焦りが言葉や行動にでてしまっているんですね。じゃあどうすれば?ということなんですけど、これも普通でいいんです。無理に会話をしなくてもいいんです。話題がないのに無理して探すとおかしな空気が流れます。

 

堂々と当たり前の自然体でいることが逆に相手の女性に安心感を与えるるんです。落ち着きのある男性は「居心地がいい」「安心できる」と高評価を持たれます。

 

沈黙=マイナスではなくて、なんとかしなくちゃという男性側の焦りが窮屈さを与えてしまうんです。沈黙自体は問題がないことがわかったところで、ステップ順に気をつける点をお話していきたいと思います。

 

ステップ1.まずは警戒心を取り除きましょう

お互いがあまり親しくない場合には警戒心を持たれても仕方ありません。その段階では会話がうまく続かなくても当たり前ですから気にしなくても大丈夫です。知らないものや理解できないものに恐怖を抱くことは自然の感情です。

 

相手の女性には不安や警戒心を持たれている事を認識した上で、まずはその警戒心を解くことから始めていきましょう。「聞き上手」が基本、とよく言われますけどこの段階ではまだ先の話です。

 

警戒心を持った相手には話をしませんので、自分から「あいさつ」をしていきましょう。

「おはようございます」

「お疲れさまでした」

の当たり前の挨拶は何の問題もありません。相手も普通に返してくれているはずです。次はそのあいさつにプラスアルファを付け加える作業です。軽く褒めるのが一番ですね。あいさつの後に、

「あれ?髪形変えました?」

「え?わかります?」

「うん、なんか雰囲気変わったなあって」

「え?変ですか?」

「そんなことないよ。似合っていると思います」

「ありがとうございます」

といった感じです。

 

内容は何でもいいんです。あくまでも軽く、です。最初からガツガツいってはいけません。ソフトに自然にいきましょう。ポイントとしては、1回の会話を長くしようとするんじゃなくて、短い会話を何回もできるようにしていきましょう。

 

その方が相手の印象にも残りますし、この行為が後々ボディブローみたいに効いてきます。警戒心を持たれているということは、自分の事をよく知られていないというのが原因です。

 

でも最初からあまり聞きすぎると警察の尋問みたいで「なんであんたにそこまで話さなくちゃいけないの?」と思われてしまいます。なので根掘り葉掘り聞かずに「自分の話+相手の話」という風にバランス良くやっていけば相手が話しやすくります。

 

自己開示方法として例えば、

「明日休みかー。何しようかなー。久しぶりにDVDでも借りて見ようかな。~さんは休みの日とかなにやってるの?」

「えー、いろいろですよ。出かけたり・・・」

「そっかあ、やっぱり買い物とか?」

 

ここでの会話は何でもいいんです。「僕は~なんだけど~さんは?」といった形の自己開示でもいいですし、失敗談を語って弱みを見せるのもいいですね。

 

ただ、時々見せる弱さは意外性で威力を発揮するのですが、それはある程度自然な会話ができるようになってからですね。タイミングは大事です。弱い男性は魅力的ではないので、あくまで「笑い話」の感覚で話すようにしてください。

 

ステップ2.沈黙=失敗じゃない

沈黙することを極端に怖がってしまうのは恋愛初心者や奥手の人が多いようです。でも沈黙を怖がっていると、焦ってしまって後で「なんであんな話題をふったんだろう?」と後悔することもしばしば。

 

おもしろいだろうか?とか嫌われないだろうか?という余計な不安をもったまま会話していたら、ぎくしゃくして盛り上がらないも当然です。

 

沈黙してしまったら嫌われないだろうか?という風に恐怖を感じている人は、行動ができなくなって結局改善する点や方法を見つけられなくなってしまいます。

 

こう考えてみましょう。

「そこまで、会話の内容は重要じゃない」

もちろん相手が興味のない話を延々としたら嫌われるのは当たり前なんですけど、だからといってドギマギしたり挙動不審な行動をしたらかえって相手の女性は不信感をつのらせてしまいます。

 

まずは特別な会話をしなくちゃ、という考えを捨てて、友達や家族と同じように普通の何でもない会話ができるようにしてみたらいいと思います。気軽な雑談ができない恋人なんて存在しません。まずはどうでもいい雑談を気楽にできるようになりましょう。

 

それから、ひとつポイントなんですけど、女性と会話するときは普通に返事をするんじゃなくて、ちょっと大げさなくらいのリアクションをとるといいですね。

 

男性はどちらかというと女性より感情表現が乏しいと言われています。でも芸人さんや関西の人をみるとほんとにオーバーリアクションです。話している側からすると、楽しんでくれていると感じますので、相手の女性の好感度もアップしますよ。

 

ステップ3.会話の引き出しを増やす

雑談が普通にできるようになってきたら、今度は彼女のプライペートに少しだけ入り込んだ会話ができるようにやっていきましょう。何事も準備が大事とはいいますけど、事前にどんな会話をするか決めておくのもいいですね。
ただ、まったく関係のないことをかき集めても意味がないと思いますので、自分の中でルールを決めておくと楽です。

 

例えば、

  • 地元トーク(僕の実家は長崎の田舎なんだけど、~ちゃんはどこの出身?)
  • 最初のお互いの印象を話す(へー、~ちゃんって◯◯なイメージだっけど・・・)
  • 相手が知らないエピソード(そう言えが昨日~な事があってさ・・)
  • 占いなど女子が好きそうな話(朝出勤前に~見てるんだけど、最悪でさあ・・)

などたくさんありますので自分の話しやすい話題を用意しておくとベストですね。

 

趣味の話や好きな食べ物、休日の過ごし方など、ちょっとした会話の中から共通の話題がみつかればこれからの会話に役立ちます。最初のうちはあんまりたくさん用意せずに、今日はこれとこれを話そう、と決めておくといいでしょう。

 

それから日記ではありませんが、どんな会話をしたか、彼女の情報が引き出せたらメモに残しておくのも大事です。後々の話題に「そう言えば~って言ってたよね?」というのが役立ちます。これが会話の引き出しになっていきます。

 

ステップ4.会話は横にではなくて縦に広げる

最近テレビでもよく見かける女子会ですけど、その中で女性ならではというか独特なのが、会話の内容です。良い意味でとりとめもなく話がどんどん飛んで、男性からみると「何が楽しいんだ?」「結局何なんだ?」という会話が延々と続きます。

 

解決策や結論を求めているんじゃなくて、ただ体験や考えや情報を共有したいのです。それを会話のなかでやっています。でも、それと同じように彼女と話していては会話は続きません。

「料理はするの?」

「するよー。結構好き」

「へえー、休みはなにやってるの?」

こんな風に話題がころころ変わっていたんじゃいくつ話題があっても足りませんし、話も続きません。なのでここでは、

「そうなんだー。何が得意なの?やっぱり肉じゃがとか?」

「うーん肉じゃがとかも作るけど最近はパスタとかにはまってる。でもなんで肉じゃが?」

「うーん、なんとなく家庭的なイメージがいたからもしかしてって思って」

という感じです。

 

ちなみに家庭的というのは褒め言葉で、言われて嫌いな女性はほぼいません。(家庭的=料理、掃除、家事全般女性らしい事全般OK)

 

ひとつの会話を掘り下げていけば、他の話題がなくても困りません。料理を例にとってお話しましたけど、それだけで

 

  • いつから料理しているのか?
  • 得意料理は?
  • 料理番組はみたりするの?
  • 独学?それともどこかの教室?

 

と言った感じでどんどん広がります。

 

料理の話題に飽きたら、「最近料理芸人って多いよねー」や「グルメ番組とかみるの?」という感じで女性が好きな芸能関係やテレビ系の話題につなげる事もできます。

 

5WE1Hというのを聞いたことありませんか?また料理の話に戻りますけど、

  • いつも料理するの?(いつ)
  • 自炊ばっかり?(どこで)
  • 家族といるときも?(誰と)
  • 得意料理は?(何を)
  • はじめたきっかけは?(なぜ)
  • 1食ずつ作るの?(どのくらい)

という感じで会話を続ける工夫をしてみてくださいね。相手の女性も「私の話ちゃんと聞いてくれている」と安心してくれますし、コミュ力も高く評価してくれます。

 

ステップ5.さりげない会話のなかに恋愛スパイスを入れてみる

これまでお話してきた内容が問題なくできるようになってきたのなら、もう軽く冗談をいいあったり、ソフトなボディタッチもあるかもしれません。

 

もしステップ1から4のプロセスのなかで、あなたと別の方向を向いて話していたり、声のトーンが違う、雑な相槌みたいな対応があったのなら、興味がないかつまらないと思われています。

 

その理由は感情が動いてないからなんです。相手にとって面白かったりワクワクするような内容ならそんな事はありません。だからリアクション大事なんです。

 

相槌も「うん」とか「へー」という単純なものではなくて、「なるほどー」や「それで?」や「わかるわかる!」といった風にです。そうすることで自分の興味が相手に伝わってもっと話そう、という感じになるんで頑張っていきましょう。

 

いままでお話してきた内容を考えれば、ステップごとに会話の苦手意識を克服して楽しい会話をすることが、そんなに難しい事ではないと理解してもらえましたでしょうか?

 

あわせておまけのポイントになりますが、恋愛スパイスというのは「ひっかけ」とイメージしてもらえればいいんですけど、会話の中で

「最近カフェめぐりにハマってる」

「へえー」

「今度~に出来た新しいカフェがすごくおしゃれでいい感じらしいよ」

「あー、いいなーいってみたい!」

「よーし、じゃあ今度タイミングがもしあったら一緒にいこうか~」

「わーい、連れてって~」

となれば軽いデートの約束です。

 

ここでノリのよくない返事なら、タイミングはまだですので別の方法を探すか、なんどかこのプロセスを繰り返していってください。頑張って素敵な恋をしてくださいね。