女性が魅力に感じる好意の伝え方

「好意の互恵性」っていう言葉を聞いたことありますでしょうか?「好意の返報性」ともいいます。人間は相手から好意を伝えられると、自分も相手を親しく感じていって最後には好きになるというものです。

 

異性として意識していなかった男性でも、十分に恋愛対象になる可能性があるってことなんですなので男性はちょっとだけ勇気があって、ちゃんとしたプロセスを踏んでいけばどんなに容姿に自信がなくっても、モテることができちゃうんです。

 

表現が極端になりますけど、街を歩いていて「え?あんなやつにあんな美人が?」というケースはよく聞きます。でも、ただ単純に「好き」というのを伝えればいいってわけじゃありません。

 

それだと普通の告白と同じですから、イケメンでもない普通の男性がやっちゃうと撃沈して終わりです。ちゃんとした秘訣があって、それには男性よりも複雑な女性心理をちゃんと理解して、ストレートなやり方よりも少し変化をつけて駆け引きをする必要があります。

 

ここが違うモテ男と非モテ男の好意の伝え方

女性が一番魅力的に感じるのは、下心を感じさせない好意の伝え方です。エッチ目的だと最悪だし、誰にでも告白してそうなチャラい男性も同じです。あとひとつのポイントは、1回の告白よりも何度も告白される方が嬉しいと感じます。

 

よく女性は押して押して押しまくれ、と言われますけど、それが全部じゃないですけどウソでもありません。要するに激しい愛情表現の告白は暑苦しく思われがちなんですけど、軽いソフトなそれでいて真剣味も感じる好意の表れは、回数を重ねた方が効果的です。

 

比べてみると男性の場合は好意の中身で判断しがちなんですけど、女性の場合は好意の量で愛情の強さを判断しているみたいです。なのでよく「マメな男はモテる」といいますよね。

 

定期的に連絡があって相談にも乗ってくれる、それが女性にとって気持ちのいい友達関係だし、その延長線上に恋人としての関係があるのが理想的なんです。

 

さっきただの告白だと撃沈して終わりって話をしましたけど、女性はしつこくない熱意が欲しいという事を覚えておくといいですね。告白もひとつの方法なんですけど、モテない男性はほとんどがそこで止まってしまいます。

 

でもいきなり告白となるとハードルが高いと思いますし、まずは少しずつ親密度を高めていったほうが確実だと思います。ほとんどの女性がさりげない優しさやアプローチが好きです。気軽に挨拶したりヘアースタイルやファッションを自然に褒めたりという風にです。

 

下心はもちろんですけど、なるべく「好きオーラ」を出さずにしたほうがスムーズに恋人に近づけます。メールで愛情表現をするのは付き合ってからなら効果的な時もありますけど、そうでない場合は引かれるケースも多いので止めておいたほうがいいでしょう。

 

メールでは紳士的に、でも実際にあったら積極的なほうがギャップもあって女性の感情を揺さぶります。

 

基本はイーブンできればちょっとだけ立場を上に

男性が好きな女性とつきあうには、ただ待っていてもだめなんです。最近は「肉食系女子」というワードに惑わされている男性もいるかもしれませんが、基本的に女性は受け身です。

 

男性が何もしないで女性から声をかけ、連絡先をわたされる、というのは奇跡に近いといってもいいくらいです。なので「適切なタイミングで適切なアプローチ」をやらなければなりません。

 

あなたは適切なアプローチができているでしょか?ここで一つ大事なポイントがあります。それは、男性からアプローチをするとなると、どうしても男性が女性を追いかけるパターンになりがちだ、ということです。

 

最初は仕方のない部分はありますけど、それがずっと続くとがっついているイメージしかなくて、どうしても男性が女性より下になってしまいます。

 

これがどういう事なのかというと、このままじゃ恋愛関係に進展するのは難しいという事です。女性の場合は自分より「下」に見ている男性には恋愛感情を抱くことはないんです。

 

女性の本能とでもいうのでしょうか。やっぱり「強い」男性や「優れた」男性に惹かれるのは自然だといえます。ですから最低でも自分と同レベルか立場的に優位にたたないと理想の恋愛にはなりません。

 

きっかけは男性側からだったとしても、徐々にそのパワーバランスを男性優位にもっていって、「いつの間にか」好きになっていて、という状態をつくるのがベストです。

 

この距離感というかバランス感覚を持てるかどうか、というのが大事になってきます。一番わかりやすいのが女性への好意の伝え方です。

 

男性側は好きな女性にアプローチをするプロセスのどこかのタイミングで好意を伝えなくてはなりません。でもその伝え方がストレートすぎると、男性としての価値を下げられてがっついている「下」の存在になってしまうんです。

 

じゃあどいうすればうまく好意を伝える事ができるんでしょうか? これからご紹介する方法を使えば、あなたの方からアプローチをしたのにいつの間にか女性があなたを追いかける関係になっています。

 

モテ男と非モテ男の女性への「好意の伝え方」の違い

一番わかりやすくて決定的な違いというのが、好意を伝える場面です。どういう事なのかというと、その場面というのは直接あっている場面とそうじゃない場面の2つです。

 

わかりやすく直接あっている時の伝え方を「直接的」会っていない時の伝え方を「間接的」と呼んでいきますね。直接的にはデートなんかの場面で、間接的にはLINEなどという感じです。

 

大きくわけるとこの2つになります。実はこの直接・間接の行動が全く逆なんです。

 

非モテ男の場合

まず、モテない男性に共通しているのがLINEなどの連絡手段で、会っていない時に露骨に好意を見せているんです。

例えば、

「◯◯ちゃんって、第一印象からいいなあーって思ってたんだよね」

「やばい、好きになったかも」

という風にです。

 

ここまであからさまじゃなくても、

  • 相手の返信の回数に対して自分の返信の数が多い
  • 相手の1文の文章量より自分の文章量が多い
  • 相手の返信間隔より自分の間隔のほうが短い(即レス)
  • 相手の絵文字やスタンプにハート系が入っているからといって自分もハート系のスタンプを多用している
  • 今日何をした、とか何してる?の近況の内容
  • 付き合ってもないのに「おはよう」「おやすみ」のLINE

 

このどれも、ドキッとした人もいるんじゃないでしょうか。正直こんな内容のLINEが来たらほぼ女性は全員引いてしまいます。

 

好意が丸見えだし、第一「余裕がまったくない」んです。相手の男性を重いと感じる女性もいるでしょうし、どうしても「下」に見てしまうんです。結局恋愛対象外になるんですね。

 

好きな男性からの好意のメールやたくさんのアプローチはすごく嬉しく感じるんですけど、普通の男性から同じようにされてもまったく嬉しくないんです。

 

なのでまだ付き合ってない段階や、相手の「好き度」がわからない場合は伝えたくても我慢して、相手の恋愛感情が高まるのを待ちましょう。そしてそういう男性に限って、デートの最中は全くスキンシップもとらないし会話も差し障りのないものになっているんです。

 

相手の女性からしてみれば、「結局私の事どう思っているの?」とマイナスなイメージをもたれてしまいます。

 

モテ男の場合

ここであえてお話する必要もないくらい、モテる男性は全く反対の行動をしています。まず間接的な場面でLINEを使って好意を示したりしません。 「好き」とか「かわいい」という愛情丸出しの内容はもちろんです。

 

日記風の内容(今日はこんな事があった)や絵文字や顔文字やスタンプを多用したLINEは送りません。それと、返信もすぐにはせずに、返事がこなくても焦りません。

 

長文のLINEは送らずに、最低限の内容ですませます。間接的にではなく、直接的なタイミングで好意を伝えるんです。正確に言うと、好意を示すんじゃなくて「好意を匂わす」事をやるんです。

 

「好きだ」というベタな愛情表現ではなくて、「好きなの?」という風に思わせるんです。さりげなくそれをする事で、男性側の好意を下げずに好感度を上げる事ができるんです。

 

じゃあ具体的に好意を匂わす行動ってどんな行動なんでしょうか?それは思わせぶりな言葉やスキンシップです。

 

女性を惑わす思わせぶりな会話

思わせぶりな会話というのは、「もしかして私の事好き?」と思わせるとこなんですけど、さりげなく褒めたりちょっとクサイさいセリフを言う事です。ここで大事なのは、あくまで「明るく」冗談まじりにいう事です。「こんなかわいい子とデートなんて僕は幸せ者です♪」どですね。

 

冗談ぽく言って好意が伝わるのか?と疑問に思うかもしれません。でも騙されてと思ってやってみて下さい。照れながら「えへへ」という感じのリアクションなら大成功です。 その時は例えスルーされても、あとあと効いてきます。

 

後になって「あれはどんな意味でいったんだろう?」と考えて、どんどんあなたに対する好感度があがっていくんです。そして最後にはいつもあなたの事を考えているようになります。

 

これがストレートな好意の表現(告白)だった場合には、その時だけで後になって考え直す事はありません。言葉にあそびを持たせて、考える余白を与えて上げる事が大事です。

 

スキンシップは重要です

スキンシップについてはすごく大事な事で、女性と親密になるには避けては通れない道なんです。女性は、好きでもない男性に対してスキンシップはとらないので、男性から的確なスキンシップを女性にすることで、彼女の中であなたは「特別な存在」になっていくんです。

 

タイミングの悪い告白よりも、自然なスキンシップを重ねることでスムーズに恋人への階段をのぼることができます。自然で適切なタイミングのスキンシップは、あなたの好意が相手につながるだけではなくて、相手もあなたに好意を持つのでだんだん恋愛に発展していくんですね。

 

デート中に手をつないだりキスやハグをする事は別に恥ずかしい事ではないし、順番を守ってやれば相手に安心感も与えます。また、最初の話に戻りますけど、モテる男性は直接的には好意を示しますけど、デートが終わって間接的にはまたそっけない態度に戻ります。これを繰り返すことで相手に適度な安心感と危機感を入れ替わり持たせる事でできてマンネリ化も防げます。

 

態度のギャップは彼女の心にいい意味での情緒不安定を起こします。「あんなに仲良くして手も握ったしキスもしたのに、なんでこんなにそっけないの?」という風にです。ベタな言い方になるかもしれませんけど、恋愛は惚れたら負け、といいます。

 

自分の方が好きになりすぎて、行き過ぎたアプローチや愛情表現が続いてしまうと、相手はあなたに安心しすぎて飽きてしまいます。なのでいい意味で恋愛は勝負で相手に追いかけさせたほうが精神的に楽だし楽しめるんです。

 

感情を揺さぶる男性に女性は魅力を感じますし、その反対に感情に波風さえたてない男性は、「LINEは積極的なのに、デートになったら手も繋がない、私って一体何なの?」となってしまって、男の価値を下げてしまうんです。

 

まとめ

いかがでしたか?モテる男性とモテない男性の女性に対する好意の表し方を順番に説明してきました。何事もバランスが大事です。自分の立ち位置をしっかり客観的に見ることができて、焦らずに相手の気持ちを考えたアプローチやスキンシップをやっていきましょう。

 

プラスマイナスで言えば、相手への行為はちょっとマイナスなくらいがちょうどいいんです。そして、LINEは好意表現は抑えて要件をシンプルにまとめて、その逆にデートのときなどに積極的にスキンシップをとるようにしましょう。

 

今までお話した内容を落ち着いてできるようになれば彼女との中もステップアップしていきますよ。がんばってくださいね。