
好きな人に好かれるためにはグイグイ押すだけじゃダメなんです!
大切なヒントをまとめたので自分と照らし合わせてください。
突然ですが、あなたはどちらが幸せだと思いますか?
- 何人もの女性から好意を持たれ、モテるけれど、自分が好きになった女性には振り向いてもらえない
- 自分が好きになった女性に、好意を持ってもらえる
いろいろな考え方があるとは思いますが、やっぱり好きになった女性が、自分のことを好きになってくれたらうれしいですし、幸せなことですよね。
しかし、自分がなんとも思っていない人からは好かれるのに、自分から好きになった人は離れていってしまう、という人は意外と多いものです。草食系男子、絶食系男子なんて言葉も登場して久しいだけに、女性の経験が少なく、いざ好きな人ができてもどうしたらよいかわからない、という人もいると思います。
そこで今回は「この先、自分が好きになった女性に好かれ、付き合うことなどあるのか」と不安な人、「どうしても振り向かせたい女性がいる」人に送る、撃沈してしまう原因と、うまくいく2つの極意と10のヒントをお伝えします!
なぜ「好きな人に好かれる」ということが、うまくいかないのか
それがわかれば苦労はしませんね。でも、もしかしたらヒントくらいになるかもしれませんので、読み進めてみてくださいね。
まず、「好きな人に、好かれない」「こちらから好きになると、撃沈してしまう」と悩む男性には大きく2パターンに分かれます。
- 自分が好きだと思っていない女性からは、わりと好かれてモテる方なのに、自分から好きになってしまうと、その人には振り向いてもらえない
- あまり女性の経験がないか少なく、女性から好かれるタイプではない(大変失礼な書き方をしましたが、当てはまってしまう人はこの記事を参考にして、是非「過去形」にできるように、がんばってみてくださいね)
では、それぞれどうしてうまくいかないスパイラルに陥ってしまうのか、みていきましょう。
比較的モテるタイプで、なんとも思っていない女性からは好かれる男性の場合
あなたは今まで、女性から好かれてきました。それはどうしてでしょうか。
魅力的なルックスを持っているのでしょうか。それとも、博識で、話がおもしろい?優しいね、と言われますか?
どんな女性から好かれますか?
とにかく明るくてアクティブな女性、飲み会などで話が合い、盛り上がった女性、なにかあなたとは関係のないところで悩みを持った女性、別のパートナーがいる女性…
まずはこの2つを思い起こし、箇条書きでもなんでもいいので、文章におこしてみてください。そうする事でより具体的に理解することができるかと思います。記載する際に、全ての女性に当てはまらなくても、だいたいで大丈夫です。
また、あの子はいつも寄ってくるような女性とはちょっとタイプが違ったな、という女性がいれば、それも別欄に分けて書いておきましょう。
次に、あなたが好きになってしまった女性のことを思い出して、彼女はどんな女性なのか、自分か好かれてきた女性たちとなにが違うのか、考えて書いてみましょう。
最後に、好いてくれた女性たちへの態度や対応、あなたの気持ちの動きと、好きになった彼女への自分のそれを、比べてみましょう。この時点で、なぜうまくいかなかったのか、見えてくる場合も多いです。
例えば、飲み会で女性がとても酔っ払ってしまったときに、
- 特に好きではない女性だった場合:下心などもないので、家の前までタクシーで送ってあげて、コンビニで買った水を渡して、帰した。
- 好きな女性だった場合:一人で帰れる、と言う女性を、半ば強引に送り届けた。下心もないわけではないけれど、もっと一緒にいたい、もっと彼女の知らない一面を見てみたい、あわよくば…と、家まであがりこみ、泊まってしまった、またはちょっと手をだしてしまった、etc
これは、なにがいけないかわかりますか?下心が悪いとは言っていません。もちろん酔っぱらった彼女を強引に、なんてことは言語道断ですが。
でも、好きな人に触れたい、近づきたい、もっと一緒にいたい、と思うのは、男女関係なく、好きなら当たり前の感情です。
では、あなたが彼女に選ばれなかった理由はなんでしょうか。それは、優しさの押し売りと、見返りを求めたことです。
「好きならば当然!」と、思うことなかれ。本当の愛は、無償です。優しくしたから、もっと一緒にいたい、ちょっと触りたい、と思うことは、彼女に優しさの見返りを求めているということです。
人は見返りを求められると、多少なりともストレスを感じます。また、警戒心も高めてしまいます。あなたのことを「優しいな」と感じる前に「あぁ。送ってもらっちゃったし、なにかお礼しなきゃいけないかな。
面倒くさいな。でもなんであの人、家にまで上がり込んだんだろう。怖い。気をつけよう」と、思ってしまうのです。だから、あなたが平常心で、家の前まで送り届けただけで、ちゃんと帰した女性には、好かれたのです。
あなたのその優しさは、見返りを求めてはいないからです。人間は、無償の優しさには、なにかお返しをしたいと思うもの。女性は、あなたの優しさを素直に受け取り、「優しくしてもらった、あの人は優しい人、いい人だ…。好き!」時間をかけて、女性の気持ちはあなたの方に向かったのです。
このように、共通のエピソードがあればわかりやすいですが、必ずしもそんなこともないと思います。でも例えば、偶然社内で会ったときの、自分の声のかけ方、相手との距離感、気持ちなどを考えてみたり、相手が困っていたらどうするかを、実際に起こっていなくても考えてみたりすると、ヒントが隠れていることがあります。
もちろんそんなポイントをたくさんみつければみつけるほど、「正解」が近づいてきます。
あまりモテるタイプではなく、女性との経験が少ない場合
お待たせしました。今まで女性との経験があまりなく、正直に言ってあまりモテるタイプではない、という方の場合を解説していきます。

まずは女性の心理を知りましょう!
男性(自分)と、他人である女性は、当然感じ方も、好きになるペースも、きっかけも、すべてが違うんですよ。
どちらの男性のタイプにも該当する撃沈する理由の項目で、詳しく書いていきますから、ぜひ参考にしてくださいね。
見返りを求められるストレス
1.でも触れたのですが(自分には関係ないと思って読み飛ばした人は、さらっと読んでみてください)人は、見返りを求められるとストレスを感じ、優しさを素直に受け取りにくくなるということ。
逆に無償の愛にはなにかお返しをしたいと思うものだということを知りましょう(心理学的には、辺報性の原理と言います)
例えば、「お疲れさま、いつもがんばっていますね」「〇〇さん、無理しすぎないでくださいね。困ったら、声をかけてくださいね」など、誰かに労いの言葉をかけるとき、あなたは『相手からも同じように声をかけてほしい』とか『優しく声をかけたんだから、お茶くらい持ってきて』とか、見返りを求めますか?通常そこまでは求めないものですよね。
でもそうして、無償の優しさをあげた相手からは、別のタイミングや自分が疲れているときなどに、ふと「おつかれさまです、大丈夫ですか」と声がかかったり、相手に余裕があるときにはお茶や甘いものなどの差し入れが届いたりすることがあるかもしれません。
男性と女性の心理的な違いを理解した行動
次に、1.2.のタイプどちらにも共通する、撃沈する理由です。
男性と女性では「気持ちが盛り上がる=好きになる」ペースが違う、ということを理解していない男性の場合、なにかきっかけがあると、ぶわっと気持ちが盛り上がり、一定期間続き、さらに長期間経つと、テンションが下がってきます。
※例えば、すごく自分の好みの女性に出会った瞬間に盛り上がり、しばらくその女性のことを考えただけで、うれしくなったり、早く会いたくなったりする。時間をかけて、相手をよく知ったり、より親しくなったりして、長期間経過すると、気持ちの盛り上がりは落ち着いてくる。
一方女性の場合、確かにぶわっと気持ちが盛り上がることもあるのですが、それだけだと一瞬のときめきで、すぐにクールダウンします。
女性が男性を好きになるパターンは、時間をかけて、少しずつ、愛を育むような盛り上がり方です。
※例えば、女性にとって好みのタイプの男性がいた場合、その瞬間にときめく。ここは男性と同じ。しかし、その後その男性となにもなければ、気持ちはすぐにクールダウンする。
ここで再会し、言葉をかわしたり、優しくされたり、なにかプラスに作用することが起こることで、さらに少し気持ちが盛り上がる。さらにそんな些細なことが繰り返されるうちに、好きになってくる。
いかがでしょうか。例えが、出会いの場面にしたので、自分が相手の好みのルックスじゃなきゃ成立しないじゃないか!と思う男性もいるかもしれません。
落ち着いてください。男性も女性も、見た目ずばり「好みのタイプ」の人にだけ、ときめいたり、好きになったりするわけではありませんよね。むしろ「外見もそりゃぁ格好いい方がいいけど、大事なのは中身!」と思っている女性が大半です。
勇気を持ってくださいね。ここでお伝えしたかったことは、気持ちが盛り上がるタイミングひとつとっても、男女でこんなに差がある、ということです。
男性が、自分の気持ちの盛り上がるがままに、急いで自分の好意を女性に伝えてしまっては、女性はどう思うでしょうか。
「申し訳ないけど、私は好きじゃない。どう断ろうか」と考えてしまうのです。好きではない男性から告白されて「さて、彼をどうやって好きになろうかな」と考える女性はほぼいないです。
早急で強引な好意アプローチは失敗のもと
自分を、実際以上に良く見せようとする
好きな人の前では、格好いい自分でいたい、他の男よりいい男に思われたい。 普通の男性なら、そう思うのが自然かもしれません。
では、次のセリフを彼女に言ったとき、彼女はどう思うでしょうか。
- 「あいつより、俺の方が先輩ウケもよくて、仕事もできるんだよな」
- 「あの人、いつも真面目にコツコツがんばっているんだよ。すごいと思うんだ」
前者の言うことも事実かもしれませんが、大切なのは事実より、彼女がそれを聞いたときにどう思うか、ですよね。前者の言葉を聞いて、「すごい!」と思ってくれるのは、もうすでにあなたのことで頭がいっぱいの、お花畑にいる女性くらいです。
いえ、そんな女性でさえ「この人のそばにいる将来って、大丈夫かしら」と不安を覚えてしまうかもしれません。普通の感覚の女性は「この人、他人を悪く言って、自分を良く見せようとしている。器が小さいなぁ」という感想になります。
逆に、後者の言葉を聞くと、人の仕事ぶりをきちんと評価できて、格好つけずに言葉にできるんだと、好印象をもつでしょう。『今の自分以上に大きく見せようとしたり、他人を悪く言って自分を上げようとしたりすると、逆に自分の評価をさげる』
求められれば、求められるほどストレスは増大する。あなたは、私からプレゼントをもらいました。しかしそれは、あなた好みのものではなかったので、正直いらないものでした。しかし、やんわり断っても、「絶対おすすめだから!」とおしつけられました。
しかも何個も。どうですか?もうとにかく嫌で、顔も合わせたくない、電話も出たくないってなりませんか?
そのプレゼントは、「好き」という気持ちも同じです。間違うと、ストーカーという汚名を着せられてしまいますよ!『「いらない」と思っている段階で「好き」をおしつけられても迷惑なだけ』
勘違いの優しさから好意を伝える
「優しさ」は、優しくする方が決めるわけではない「こんなに優しくしているのに、優しいと思われない。振り向いてもらえないのはなぜだろう」そんな風に思っていませんか?
優しくしたから、相手は「優しくされた」と思うに違いないというのは、大きな勘違いです。相手にとって、ベストなタイミングで、ベストな優しさであったときに「優しい」と感じるのです。
それは、大げさな「助け」である必要はなく、「お疲れさま」のたった一言だって、十分なこともあります。「好き」という気持ちも同じ。あなたがいくら「好き」と伝えても、相手が「好き」と感じてくれるかどうかは、まったく別次元のお話なのです。
先に好きになってしまったのなら、相手に「優しい」「好き」と感じてもらえるように振る舞う為の方法を記載していきます。
彼女を振り向かせるための2つの極意と10のヒント
本気にならないようにする
これは、あからさますぎる行動を抑えるための心がけです。「好き」というアピールが日常化すると、彼女にとってストレスになってしまったり、あなたに「好き」と言われることが「当たり前のこと」になったりしてしまいます。
人は、悲しいかな、当たり前にあるもの、いつでも手に入るものには、あまり価値を感じないものです。価値を感じないものを、手に入れたいと思うでしょうか?思いませんよね。彼女にとっての「特別」になるために、一旦気持ちをセーブしましょう。
そのためのヒントとしては、
趣味に没頭する
友人や仕事における人間関係の構築など、新たな出会いで自分の価値を高める活動、行動をする。とにかく予定をつめて、忙しくして、彼女のことを考える暇をなくす、少なくする。
恋愛のテクニックを勉強する、「まぁいっか」と、思い込む
恋愛テクニックを勉強する事で、女性の心理的な事を理解した上での行動ができますし、自分の価値を高めながら、彼女のことを考える時間は減らしていくことで、冷静になれます。
本気で大切にする
「さっき、本気にならないようにって言ったのに!」と、思いますか?これは、逆説にも思えるかもしれませんが、相手を本気で大切にする、ということは、あなたの「好きにさせる!」「絶対手に入れる!」という気持ちを大きく育てるという意味ではありません。
相手にとって、求めていることはなにかを考え、見返りを求めずに行動する、ということです。
そのためのヒントは
- 自分を高め、成長させる勉強や活動をする
- 他人をおとしめるようなことを言わない、やらない
- 相手が何を求めているか、その行動をするのが自分でよいかを、相手の立場になって考える
- 相手を楽しませようとする前に、自分が楽しむ
- 彼女の「負担」「ストレス」になるようなことを言わない、やらない
人は、すぐに手に入るものに価値を感じないと、さきほど書きましたが、「まったく手に入る見込みのないもの」を手に入れようとも思いにくいものです。単に距離をとるだけでは、なんの効果もないのです。
昔から使い古されているテクニックですが「押してダメなら引いてみろ」は、だからやっぱり有効です。すぐ近くにある、と思っていたものが、気がついたら少し離れていきそう、と思うと、改めて価値を感じ「取り戻したい」と思ってしまうものなのです。
しかし、その「押し」が強すぎると、引いたときに、ホッと安心されてしまいますから、ほどほどに!
まとめ
いかがでしたか?大切なのは、女性にとって、あなたが必要不可欠な存在になること。それから、女性が恋モードになるまでに、いかに恋愛心理的な流れに逆らわないアプローチができるか、ということでした。
どうしても振り向かせたい!と思うくらい、誰かを好きになってしまうことは、とても幸せなことですよね。今日、ご紹介した極意とヒントを心の隅に置いて、彼女と一緒の幸せをつかんでくださいね。